市長に新たな行動を求める
市議会 杉野市議が一般質問
杉野市議は3日、市議会9月定例会の一般質問の中で、TPP交渉の現状についての見解を質しました。
「市は情報をどのように収集し分析しているのか」と質した杉野市議に、市は「TPP交渉は加速しているが、詳細な情報は公表されていない」と答え、TPPの「秘密主義」について「これまでも広く情報を開示することを求めてきた」が状況把握が困難な現状を明らかにしました。杉野市議は、TPPの秘密主義の違憲性を指摘し、市民による「交渉の差し止め訴訟」も準備されるなか市長は新たな行動を、と求めました。
いっせい学力テストの点数の公表は新たな競争につながる!
田村智子党参議が国会で「全国ほとんどの自治体が〝全国平均以上〟を目標としている。ありえない」と追及したとおり、過度な競争をあおるものにほかなりません。杉野市議は「本当の学力向上は35人学級をすすめること」と実現を強く求めました。
DV被害者を守る民間シェルターの助成引き上げを!
帯広市のDV相談は昨年226件で女性相談全体の半分以上に増加。DV被害者の救済・支援に大きな力となっている「シェルター十勝」への市の補助金は「上限30万円で家賃の半分」と全道最低基準です。「厳しい財政で運営に困難をきたしている。家賃の全額補償を」と求めました。