子ども・子育て支援新制度条例案に修正案提出
政府は「子ども・子育て支援新制度」を来年4月からスタートさせます。「新制度」は、保育分野への営利企業の参入を促進させるなど、保育の市場化を目指しています。
市が提案した条例案は、民間事業者が保育事業に参入する際の最低基準を定めるもの。「現在の帯広市の保育水準を引き下げない」「子どもの権利を守る」という立場で杉野智美市議が議案審査特別委員会で質疑し、本会議に修正案を提出しましたが、党議員の賛成のみで否決されました。
□おもな修正点 □
①「前文」に保育に関する市の実施責任の明記を
②保育は保育士の資格を持ったもので行う
③給食は自園調理で
④障害児の受け入れ明記を
⑤建物は2階までとする
⑥連携施設の確保
⑦児童保育センターの基準は「専用室」で40人以内にし、1人1.65㎡は実面積に。開所時間は現状通りに。